誰にも言えない [小説]

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二人の関係は誰にも秘密。

何で知り合ってしまったんだろう・・・・。
私がもうちょっと若かったら・・・あなたがもう少し遅く生まれてたら・・・・。
もうそれでもいいと思ってはいるけど、どうにもならない変えられない現実がある。

それでもいいんだって思ってる。

二人だけの秘密ってのも悪くない・・・そう思ってる。

「今度の金曜日・・・会えない?」
あなたからのメールでトキメく・・・私も会いたいと思っていた。

「うん・・・・旦那に聞いてみる・・・」

ふしだらな関係・・・そう思われるかもしれない。
けど、私はそうは思っていない。でも誰にも言えない。

好きなのかと言われたら好き。
旦那も大事だし、子供も大事にしたい。
あなたも年頃になれば彼女も出来る・・・結婚もするだろう・・・・。

でも私の気持ちは・・・ずっと変わらないだろう。

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「大丈夫だよ。金曜日いつもの所で待ってる」

私はいつもメールでは・・・淡白・・・にしてる。
あなたにうざがられたくなかった。
メールの多さが私の首を絞めてしまうことに気づいていたから。
返信が来ない事に胸が張り裂けそうに苦しくなるから・・・それを避けるため。

あなたはいつもの場所で待っていた。
白のタホがどかんと駐車場に停まっている。
右側の助手席を開けて飛び乗る。
「ごめん・・・ちょっと遅れた」
あなたの顔を見て手を合わせて首をかしげる。
「大丈夫、俺も今着いた所だったから」
「そかそか」

私達は口唇を重ねる。

「はぁ・・・・」
久しぶりのキスに夢中になる。
「いつもの所で、いいの?」
会えばいつも同じホテルに行っているから、そこの事だと思った。
「・・・いいよ」

あなたは車を走らせた。
片手で運転してるあなたの手は私の手を握っている。
「しばらく・・・」
「・・・?」無言であなたの顔を見る。
前を見ているあなたはちらりと私見て
「・・・しばらくの間仕事で忙しいからさぁ・・・会えないんだ。連絡も出来ないと思うから」
「そうなの?大変なの、仕事?」
「うん・・・ちょっとトラブっちゃってて・・・残業残業でさぁ~」
「そんな時に会って大丈夫なの?」
「今日は大丈夫なんだ。」
「・・・そう~」

そんな話をしてるうちにホテルに着いた。

何も言わずとも・・・パパっと部屋を決めてしまう。

「・・・・!」
エレベーターの中でキスをされる。
すぐそこに部屋が待ってるのに、それさえも我慢出来ない様子で貪るように服の中に手を入れてくる。
「ちょ・・・待っ・・・」
チン・・・とエレベーターが止まる。
エレベーターのドアが開いてあなたは私を先に押し出した。

部屋の前で私はあなたがドアを開けるのを待っている。
促されるように先に部屋に入ると、ヒールの高い靴を踵から脱いだ時ちょっとよろめいた。
あなたは私の腕を掴んでくれた。
「ごめんね・・・靴脱ぎづらくて・・・」
「いつもそんな高い靴履いてるからじゃないの?」
「ん・・・そだね」
ヒールを履いてる時だけは・・・女でいられる気がしていたから。
あなたと会うときだけ履いてるんだから・・・。

「・・・おいで」
あなたはソファーに座り、膝をポンポンと叩いて座れと言っている。
私は頷いてあなたの膝に座った。
「・・・・ん」
キスをせがむあなたは目を瞑って私からのキスを待っている。
こういう時は・・・年下って可愛いなって思う。
軽くキスをするとあなたが背中に腕を回してくる。
激しく舌を絡め始めてくると私の体は熱くなってくる。
あなたは私の喜ぶ攻め方を知っている。

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一緒にシャワーを浴びる。悪戯をされながらすでに私達は火照っていた。
いや・・・もう会うと分かった時点で、体は火照っていたんだけど・・・・。
「ベッドいこっか・・・・」
あなたは私の体を拭いてくれる。
ベッドに横になると私を引っ張り自分の体の上に横たわらせる。
抱き合ったままキスをする。
あなたは私を抱いたまま、体を回転させた。
「・・・可愛い」
「もぉ・・・嘘ばっかり言って・・・」
「嘘なんかじゃないよ・・・ほんとにそう思ってるって」
「怪しいもんだ(笑)」
「・・・・・・・・」
あなたは私の体に触れてくれない。
「・・・・・・どしたの?」
「ねぇ・・・いつんなったら信用してくれんのかな~」
「えっ?」
「いつになったら、素直になってくれるの?」
あなたは私の目を見て離さない。
「・・・・・・信じてるからこうやって会ってるんでしょ?何が不満?」
私はあなたから目を逸らし言った。
「そぅ・・・・・俺の事信じてるなら俺の言った事も信じてるんでしょ?」
「それは・・・どうだろ・・・・。こんな関係じゃぁお互いに言えない事もあるでしょ?」
あなたは私の横に倒れるように横たわった。
「ん・・・・そだな・・・・」
何故かあなたは寂しげな顔をしていた。
「どうしたの?変な人・・・・」
あなたのせいにした。私は自分が傷つくのが怖くて素直になっていない。
あなたの言う言葉は、ただの社交辞令・・・・そう思うと楽だった。
「まぁ・・・お互いに束縛出来る関係じゃないしな・・・・」
私は何も言わずに頷いた。
「でも・・・・えっちの相性はいいから手放せない・・・(笑)」
私の上に乗りかかり、バスタオルを取り胸を揉んだ。
「・・・・あんっ」
あなたの舌の動きがいやらしくて首を持ち上げて見る。
「えっち・・・すごく舌・・・えっち・・・」
そのまま下へ移動する口が私の太ももにキスをする。
あなたは私の足を広げるとM字開脚にした。
「触らなくてももう濡れてるね・・・」
と、溢れるえっちな汁をなぞるように指で触る。
「早くして欲しかったの」
あなたは指を中へ沈めた。
「あぁん・・・」
「すごいね・・・指1本でも気持ちいいんだ」
指の動きが早くなると、あなたはもう一つの手で私の敏感な場所を刺激した。
「はぁん・・・」
「やだ・・・指じゃなく・・・舐めて・・・」
「ん?舐めてほしいの?」
「うん・・・・して」
あなたは下からベロっと舐めた。
「きゃあぁぁー・・・」
あなたの攻撃に無抵抗になって感じた。
指がいつの間にか2本にされて、グチョグチョといやらしい音を出していた。
「あっ・・・・!」
私は小さな悲鳴をあげイッてしまった。

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「舐めて・・・」
あなたの大きくなったモノを私の口の中へ入れる。
「濡れてるね・・・・」
あなたの先っちょが濡れている・・・すごくえっちな味に夢中になって吸い上げた。
下から上までスゥーと舌で優しくなぞった。あなたはこれが好きなんだよね。
「はぁぁー・・・・」
私はあなたの感じて漏れる声にゾクゾクした。
先のふくらみの辺りを、舌で執拗に舐めるとあなたは頭を持ち上げ見ている。
私も視線を感じ見上げる。
「その目・・・・エロい・・・」
そんな事言われたら・・・いっぱいしてあげたくなっちゃう・・・。
唾液まみれのあなたのを、口いっぱいにくわえて動かした。
「うぅ・・・あぁー・・・・」
どんどん溢れる唾液が垂れる・・・ジュルっと吸い上げてまた舐める。
「もぅ・・・ダメだ・・・入れたい・・・」
あなたは起き上がり私をベッドに押し倒した。

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私の足を開かせ舐める。
ビクッビクンビクッ・・・・・私の体は勝手に反応している。
「あっ!あっ!あっ!・・・・」
体がビクンとするたびに声が出てしまって、口を押さえるように腕で塞いだ。
「すごいね・・・足・・・ビクビクしてる・・・」
「もぅ・・・いれて?」
私の中へ入ってくる・・・・
「ああああー・・・」
「気持ちいいー・・・」
腰を大きく動かして抜いちゃいそうになるまで引く。
「あぁぁー・・・」抜かれそうな感覚にぎゅっとアソコが締まる。
そして奥までズズズと入れてくる。
「はぁぁ・・・・」奥まで突かれため息のような声が出る。
あなたは私の反応を楽しむかのように繰り返す。
「ねぇ・・・イカ・・せて・・・」
もうたまらなくなってきた私は懇願する。
「・・・イカせてあげる・・・」
あなたの動きが激しくなる。
「あっ・・・・ぁん・・・」
この感覚が大好き・・・。
何も考えられなくなる・・・真っ白になる感じが好き。
「俺・・・もういく・・・」
いきそうになるあなたはいつも切ない顔をするよね?
いきそうな時のあなたの腰の動きは・・・すごい逞しいよね。
私はあなたの出したのを受け入れると・・・しばらく繋がったままでいた。

私達の時間は・・・これで終わってしまう。
しばらくは会うことも声を聞くこともない・・・・。
ぎゅっとあなたに抱きつくとあなたも私を抱きしめた。
私はね、腕の筋肉の動き・・・手の血管・・・あなたの匂い・・・全てを覚えているんだよ。

分かってもらえなくてもいい・・・・
それが今の私の支えになっているんだよ・・・・。



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コメント 9

名無しのごんた

なるほど・・・・w
シンクロしてる部分があるんだがw
by 名無しのごんた (2011-07-04 22:14) 

りょう

ふふふ・・・・w
シンクロしてる部分あるかも、ねw
by りょう (2011-07-05 09:04) 

エレガント次郎


さおりチャン、ただの主婦って言ってたけど
なんじゃこの感触!?ってぐらいフ工ラ上手かったぞ!!
白汁吸われまくって、腰が抜けそうになったわ(笑)
http://uwcioxb.t.ko-mi-ke.net/uwcioxb/
それにしても出しすぎてまだ玉がイテェwwwww
by エレガント次郎 (2011-08-20 03:16) 

マッコリ


くっはぁぁぁん!!まーだテンション下がらねっ!!(*゚∀゚)=3ハァハァ
あんなキャワイイお姉たまに馬乗りでガッツガツ攻められるなんて・・・!!
しかも5万も頂いちゃって、マジ笑い止まんねぇwwwwwわひゃひゃww
http://tfmjaww.ato.zetto.org/tfmjaww/
by マッコリ (2011-08-24 00:51) 

ハナ


夏だけ遊ぶつもりだったのにッ!!
ハマっちゃったよ~~~~ヮラ
http://vq4qvk5.www.bio-rizm.net/vq4qvk5/
by ハナ (2011-09-10 12:27) 

アニヲタ太郎


アニメにしか興味なかった俺が廃人寸前から
現実に復帰できたキッカケ
http://4cb3gur.w.h-anime.me/4cb3gur/
by アニヲタ太郎 (2011-09-17 21:22) 

みちる


気軽に遊べる人探してんだけどォ(笑)
良かったら連絡してちょ☆
http://r-nz5xd.b.hexisag.info/r-nz5xd/
by みちる (2011-09-23 14:40) 

マキ


最近元気してる~?
全然連絡ないから心配してるんだよ☆
メールしてね
http://-0iou2u.w.uqtera.com/-0iou2u/
by マキ (2011-10-08 12:06) 

スティーブ


モテアイテムのスマホ持ってて、
使わないのはもったいない!
http://d51mpf4.apple.i4second.com/d51mpf4/
by スティーブ (2011-10-15 14:54) 

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